グループ
音楽とダンスによって生み出されるコミュニケーションは、健全で信頼のおける関係性を築いていきます。
ビオダンサのセッションでは、グループがひとりに、ひとりがグループに与える力を前提にしています。互いに刺激しあい、支えあうことは、それぞれが歩むプロセスに力を与えていくのです。
また、それは、人が人にできることの大きさと豊かさを学びなおすことでもあります。
グループの中に身を置くことによって、そして人とのつながりを再び取り戻すことによって、様々なレベルでの健やかさを育んでいきます。
生物そのものが持っている共生する力、自分がより大きな命のサイクルに属しているという安心感をも目覚めさせていきます。
「グループは、新しく生まれるための母胎である。
そこでは参加者ひとりひとりが情愛の大地に抱かれ、変化しても良いということを感じるのだ。」
ロランド・トーロ・アラネーダ